はじめに
週末に東京ディズニーランドのチケットを予約しようとして、去年より値段が上がっていることに気づいた人もいるかもしれません。実はこの秋から、こうしたケースが増えていきそうです。
オリエンタルランドが発表したのは、2026年10月から東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの1デーパスポートの上限価格を引き上げるという内容で、大人の最高価格は12,400円となり、これまでより1,500円高くなります。値上げが行われるのは2023年10月以来、3年ぶりのことです。
とはいえ、ディズニーのチケットはもともと日によって値段が変わる仕組みになっているため、上限が上がったからといって、どの日に行っても高くなるわけではありません。この記事では、実際にいくらまで上がるのか、なぜ値上げに踏み切ったのか、そして少しでも安く行くための日の選び方まで、まとめました。
この記事でわかること
- 大人・中人・小人それぞれの新しい価格がいくらになるか
- いつから上限価格が上がるのか(10月10日と11日で違う理由)
- なぜ3年ぶりに値上げするのか、その背景
- 家族で行くとき、少しでも安い日を選ぶコツ
免責事項: 本記事はオリエンタルランドおよび各社報道による2026年8月4日時点の発表をもとに整理しています。価格や実施日は変更される場合があります。予約前に公式サイトで最新の価格をご確認ください。情報は2026年8月4日時点のものです。
そもそもディズニーのチケットは「日によって値段が変わる」
まず前提として、東京ディズニーの1デーパスポートは、行く日の混み具合に応じて価格が変わる仕組みを採用しています。平日など空いている日は安く、土日祝や連休など混む日は高くなります。
今回変わるのは、この価格帯の「上限」と「下限」です。一番高い日の値段と、一番安い日の値段が、それぞれ引き上げられます。
「全部の日が12,400円になる」わけではありません。12,400円になるのは10月11日のような特に混雑する日で、空いている日はこれまでどおり比較的安く入れます。
いくらに、いつから変わるのか
今回の改定で、大人(18歳以上)の価格帯はこれまでの7,900〜10,900円から、8,400〜12,400円に広がります。価格の段階も6段階から7段階に増え、新たに11,900円という価格も登場します。
| 区分 | 新しい上限価格 | 値上げ幅 |
|---|---|---|
| 大人(18歳以上) | 12,400円 | +1,500円 |
| 中人(12〜17歳) | 10,200円 | — |
| 小人(4〜11歳) | 5,900円 | +300円 |
下限価格も動きます。これまで一番安い日は7,900円でしたが、この価格での入園日は7月9日で終わりました。今後の最低価格は8,400円になります。
新しい上限価格が適用されるのは10月からです。具体的には、10月10日が11,900円、翌11日(3連休の真ん中の日)が12,400円と表示されています。
(参照:東京ディズニーリゾート チケット料金)
3歳以下は引き続き無料です。小さいお子さん連れの家族は、この点は変わりません。
なぜ3年ぶりに値上げするのか
オリエンタルランドは値上げの理由について、人件費や運営にかかるコストの上昇を反映したものだと説明しています。
背景には、会社の方針が変わってきたこともあります。来園者数がもっとも多かったのは2018年度(2018年4月〜2019年3月)で、3256万人でした。しかし、ここ3年ほどは年間2700万人前後で横ばいが続いています。一方で、来園者1人が園内で使う金額の平均(これを「客単価」と呼びます)は、2018年度の11,815円から直近では18,403円まで増え、およそ1.5倍になりました。つまり、来園者の数を増やすことよりも、1人ひとりに多く使ってもらうことを大事にする方針に変わってきているということです。今回、高めの価格帯を新設したのも、この流れに沿った動きといえます。
(参照:オリエンタルランド IR情報「ゲスト1人当たり売上高・入園者数の推移」)
東京ディズニーのチケット価格は、これまでも少しずつ上がってきました。2020年4月に8,200円、2021年3月に8,700円となったあと、同年10月からは日によって価格が変わる仕組みが導入され、2023年10月の改定で上限が10,900円になりました。今回の値上げも、この流れの続きです。
家族で行くなら、ここに影響が出る
日本で子育てをしている家庭にとって、今回いちばん気になるのは家族4人で行ったときの合計額でしょう。
例えば大人2人+小学生2人で最も混雑する日に行くと、単純計算で以下のようになります。
- 改定前の上限:大人10,900円×2+小人5,600円×2 = 33,000円
- 改定後の上限:大人12,400円×2+小人5,900円×2 = 36,600円
- 差額:3,600円の負担増
これはチケット代だけの話です。ここに舞浜までの交通費、園内での食事やグッズ代が加わります。混雑日に行くと、1日のお出かけで家族の予算はかなり大きくなります。
裏を返せば、行く日を選べば負担はぐっと抑えられます。次で具体的なコツを見ていきます。
少しでも安く行くための日の選び方
1. 平日、それも学校がある時期を狙う
価格が変動する仕組みなので、空いている平日は上限よりずっと安く入れます。特に長期休みや連休を外した平日は安くなりやすい日です。仕事の休みを調整できる人は、金曜など平日狙いが賢い選択です。
2. 連休の中日や初日を避ける
10月11日が12,400円になるように、3連休の真ん中の日や祝日は最高価格になりがちです。同じ連休でも、前後の平日にずらせるなら値段が下がる可能性があります。
3. 予約画面でカレンダーの価格を見比べる
チケットは公式サイトやアプリの日付選択画面で、日ごとの価格が表示されます。行ける候補日が複数あるなら、必ずカレンダーで見比べてから決めましょう。数千円の差が出ることも珍しくありません。
4. 交通費もセットで考える
舞浜へのアクセスや、他の日帰りお出かけと合わせて計画すると、休日全体の予算が立てやすくなります。東京近郊のお出かけ先は 東京から日帰りで行けるおすすめスポット でもまとめています。遠方から行くなら ジャパン・レール・パス完全ガイド の活用も検討してみてください。
チケットは日付指定です。買ってから「別の安い日にすればよかった」と気づいても、変更には条件があります。予約前に日付ごとの価格を確認するのが、いちばん確実な節約方法です。
FAQ
Q. 10月11日以降はずっと12,400円ですか?
A. いいえ。12,400円は最も混雑する日の上限価格です。空いている日は8,400円からで、日によって価格は変わります。行く日の価格は予約画面のカレンダーで確認できます。
Q. すでに買ったチケットの値段は上がりますか?
A. 購入済みのチケットが後から値上げされることはありません。今回の改定は、これから購入する分の価格に反映されます。
Q. 子どもの料金はいくらになりますか?
A. 小人(4〜11歳)の上限は5,900円、中人(12〜17歳)の上限は10,200円です。3歳以下は引き続き無料です。
Q. ディズニーランドとディズニーシーで値段は違いますか?
A. 1デーパスポートの価格帯は両パークで同じ水準です。どちらも変動価格制(日によって価格が変わる仕組み)で、混雑する日ほど高くなります。
Q. いちばん安く行くにはどうすればいいですか?
A. 学校の長期休みや連休を避けた平日が狙い目です。予約時にカレンダーで複数の日付の価格を見比べ、いちばん安い日を選ぶのがコツです。
Key Takeaways(まとめ)
- ✅ 10月から大人の1デーパスポート上限は12,400円、下限は8,400円に。子どもの上限は5,900円
- ✅ すべての日が高くなるわけではなく、上がるのは混雑日の上限価格
- ✅ 家族4人・混雑日だと合計で3,600円ほどの負担増
- ✅ 平日や連休を外した日を選び、予約画面のカレンダーで価格を見比べれば負担は抑えられる
値上げは決まってしまいましたが、行く日を選ぶ楽しみはまだ残っています。カレンダーでお得な日を見つけて、交通費や食事代もざっくり予算に入れておけば準備は万全です。あとは家族でも、カップルでも、思いきり楽しんできてくださいね。