外免切替ガイド2026!外国の運転免許を日本の免許に切り替える手順と必要書類

Published: 2026年10月8日
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Updated: 2026年10月9日
外免切替ガイド2026!外国の運転免許を日本の免許に切り替える手順と必要書類
Living in Japan

Disclaimer: この記事は2026年10月時点の制度をもとにした一般的な情報です。必要書類・予約方法・手数料は都道府県によって違うことがあります。手続きの前に、受ける運転免許試験場の公式ページで最新の情報を確認してください。

はじめに:外免切替は2025年10月から大きく変わりました

日本で車を運転したいとき、まず知っておきたいのが「外免切替(がいめんきりかえ)」です。外国で取った運転免許を、日本の運転免許に切り替える手続きのことです。

この手続きは、2025年10月1日から大きく変わりました。住民票の写しが原則として必要になり、知識確認(学科の試験)は10問から50問に増えました。それ以前の情報をもとに準備すると、試験場で「この書類では受け付けられません」と言われてしまうことがあります。

この記事では、2026年10月時点の制度にもとづいて、次の内容をまとめました。

  • 外免切替と国際運転免許証の違い、いつまでに切り替えればいいか
  • 2025年10月に変わったこと(新旧の比較表つき)
  • 申請できる人の条件と、必要書類のチェックリスト
  • 試験が免除される国・地域の一覧
  • 試験場での当日の流れと、知識確認・技能確認の対策
  • 費用と、かかる期間の目安
  • 外国の免許がない人が、教習所で一から免許を取る方法(YOLO JAPANの「YOLO DRIVE」)

手続きは少し複雑ですが、順番に準備すれば大丈夫です。一つずつ見ていきましょう。


1. 外免切替とは:国際運転免許証との違い

日本で車を運転する方法は、大きく分けて3つあります。

方法 運転できる期間 向いている人
国際運転免許証(ジュネーブ条約) 日本に上陸した日から1年間(国際運転免許証の有効期間が短ければ、その期間まで) 短期の滞在、来日したばかりの人
外国の免許証+日本語翻訳文 上と同じ スイス、ドイツ、フランス、ベルギー、モナコ、台湾の免許を持つ人
日本の運転免許(外免切替) 日本の免許の有効期間 日本に住み続ける人

国際運転免許証で運転できるのは、上陸した日から1年間までです。日本に住民登録している人が一時的に出国しても、3か月未満で日本に戻った場合は、1年のカウントはリセットされません。「一時帰国したから、また1年運転できる」と考えるのは間違いなので、気をつけてください。

(参照:警察庁「外国の運転免許をお持ちの方」)

日本で長く暮らす予定なら、国際運転免許証の期限が切れる前に外免切替を済ませておくと安心です。この期限を過ぎて運転すると、無免許運転になります。


2. 2025年10月から変わったこと

2025年10月1日から、外免切替の手続きが厳しくなりました。主な変更点は3つです。

【比較表】改正前と改正後

項目 2025年9月まで 2025年10月から
住所の確認 住民票がなくても申請できた 住民票の写しが原則必要。観光などの短期滞在では申請できない
知識確認(学科) 10問(イラスト問題あり)、7問以上で合格 50問(イラスト問題なし)、45問以上(9割)で合格
技能確認(実技) 試験場のコースで実際に運転。審査基準は70%以上 横断歩道の通過などの課題が加わり、新しく免許を取る人と同じように、合図や右左折の方法などの採点が厳しくなった

(参照:警視庁「令和7年10月1日施行・改正道路交通法施行規則について」 / 警察庁「外免切替手続の見直し」)

合格率は大きく下がった

警察庁が2026年3月に公表した数字では、制度が変わってから合格率が大きく下がっています。

試験 2024年 2025年10〜12月
知識確認 92.5% 42.8%
技能確認 30.4% 13.1%

(参照:日本経済新聞「外国人の免許切り替え、筆記試験の合格率9割→4割に 25年10〜12月」)

「前は簡単だったと聞いた」という話は、今はあてはまりません。特に知識確認は、しっかり勉強してから受けましょう。


3. 申請できる人のセルフチェック

まずは、自分が申請できるかどうかを確認しましょう。次の3つすべてにあてはまる必要があります。

  • 外国の運転免許証を持っていて、有効期限が切れていない
  • 免許を取ったあと、その国に通算3か月以上滞在していた
  • 日本に住民登録をしていて、住民票の写しを取れる

「通算3か月」の数え方

3か月は、免許を取った日から数えて、その国にいた日数の合計です。たとえば免許を取ったあと2か月だけ住んで日本に来た場合は、条件を満たしません。

証明には、出入国のスタンプがあるパスポートを使います。免許を取ったあとのパスポートは、古いものも含めてすべて持っていきます。自動化ゲートを使ってスタンプがない場合は、免許を取った国が発行する出入国記録の証明書などが必要になります。スタンプがあっても、追加でこうした証明書を求められることがあります。

(参照:警察庁「外国の運転免許をお持ちの方」 / 警視庁「外国免許切替の必要書類」)

3か月の条件を満たしていないと、申請は受け付けてもらえません。免許を取った国を離れていた期間を引くと、3か月に足りないこともあります。出発前に、自分でパスポートの日付を数えておきましょう。

観光で来ている人は申請できない

2025年10月から住民票の写しが原則必要になったため、観光などの短期滞在の在留資格では、外免切替ができなくなりました。外交官など、一部の例外があります。


4. 必要書類のチェックリスト

ここでは、東京(警視庁)の例をもとにまとめました。書類はすべて原本が必要で、コピーは使えません。

書類 ポイント
外国の運転免許証 有効期限内のもの。カード型か紙の原本(電子免許証だけでは不可)。期限切れの古い免許証もあれば持参
免許を取った日が分かる書類 免許証に取得日が書いていない場合は、免許を発行した国の運転記録などで証明する
日本語翻訳文 下の「翻訳文の取り方」を参照。自分で訳したものは使えない
住民票の写し 国籍・在留資格などの「特定事項」が記載されたもの。マイナンバーは記載なし。発行から6か月以内
パスポート 免許を取ったあとのものすべて(古いパスポートも)
写真 縦3cm×横2.4cm、6か月以内に撮ったもの。試験場の写真機でも撮れる
日本の免許証 以前に日本の免許を持っていたことがある人のみ

国によっては、追加の書類が必要なことがあります。

(参照:警視庁「外国で取得した運転免許証を日本の運転免許証に切り替えるには」 / 警視庁「外国免許切替の必要書類」)

住民票の写しは、市区町村の窓口で取れます。マイナンバーカード(またはスマホ用電子証明書、特定在留カード)があれば、コンビニでも取れます。マイナンバーカードの作り方はマイナンバーカードの作り方で説明しています。マイナンバーが載った住民票を持っていくと、東京では窓口でその部分をペンで塗りつぶすよう求められます。最初からマイナンバーなしで取りましょう。取り方は住民票の取り方と記載項目の選び方で詳しく説明しています。

Visa & Legal マイナンバーカードの作り方:申請から受け取りまでと在留期間との関係 マイナンバーカードの申請方法4つと受け取りの手順を、外国人の視点で整理しました。写真の条件、交付通知書が届いてからやること、在留期間の満了日と連動する有効期限の注意点、在留期間を更新したときに必要な手続き、通知カードや個人番号通知書との違い… 関連記事を読む Living in Japan 住民票の取り方と記載項目の選び方|窓口・コンビニ・オンライン申請 住民票がどんなときに必要になるのか、どこでどう取るのかを実務ベースで整理しました。窓口・コンビニ・郵送・オンラインの4つの方法と手数料の違い、外国人の住民票にだけ載る在留資格や在留カード番号を載せるかどうかの決め方、引っ越しや帰国のときの届… 関連記事を読む

翻訳文の取り方

翻訳文を発行できるのは、次のところです。

  • 免許を取った国の、日本にある大使館(台湾は台湾日本関係協会)
  • JAF(日本自動車連盟)
  • ドイツ自動車連盟(ADAC)(ドイツの免許のみ)
  • ジップラス株式会社(対応する国・地域が限られる)
  • 一般社団法人訪日運転者支援協会(対応する国・地域が限られる)

JAFの翻訳文はオンラインで申し込みます。外免切替のための翻訳文は、2026年7月1日から6,600円(税込)です。

(参照:JAF「外国運転免許証の日本語翻訳文発行料金の改定および取扱いについて」 / 警視庁「外国免許切替の必要書類」)


5. 試験が免除される国・地域

次の国・地域の免許を持っている人は、知識確認と技能確認が免除され、書類の審査と適性検査(視力など)だけで切り替えられます。

地域 国・地域
ヨーロッパ アイスランド、アイルランド、イギリス、イタリア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、モナコ、ルクセンブルク
アジア・オセアニア 韓国、台湾、オーストラリア、ニュージーランド
アメリカ大陸 カナダ、アメリカ合衆国のうちオハイオ州・オレゴン州・コロラド州・バージニア州・ハワイ州・メリーランド州・ワシントン州

アメリカのインディアナ州の免許は、技能確認だけが免除です。知識確認は受ける必要があります。上の表にないアメリカの州や、中国、ブラジル、ベトナム、フィリピンなどの免許は、知識確認と技能確認の両方を受けます。

(参照:警視庁「外国で取得した運転免許証を日本の運転免許証に切り替えるには」)


6. 試験場での当日の流れ

ステップ1:予約する

東京では、府中・鮫洲・江東の3か所の運転免許試験場で手続きができます。ただし江東は、試験が免除される国・地域の人だけが対象です。

予約は、「警視庁行政手続オンライン」から行います。特定技能の在留資格の人などは、電話での予約になります。試験場の窓口の受付は、平日の8時30分から15時まで(11時から13時を除く)です。

東京以外に住んでいる人は、住んでいる都道府県の運転免許センターで手続きします。予約の方法や、試験を受けられる曜日は都道府県ごとに違うので、都道府県警察のページで確認してください。

ステップ2:書類の審査

係の人が、パスポートのスタンプや住民票などを一つずつ確認します。3か月の条件を満たしているかを見るので、時間がかかることがあります。

ステップ3:適性検査

視力などを確認します。メガネやコンタクトレンズを使っている人は、忘れずに持っていきましょう。

ステップ4:知識確認(試験が免除されない人)

50問の試験で、45問以上正解すると合格です。

ステップ5:技能確認(試験が免除されない人)

試験場のコースで、実際に車を運転します。東京では技能確認は予約制で、書類を受け付けた日には受けられません。

ステップ6:免許証の交付

すべてに合格すると、日本の免許証が交付されます。


7. 知識確認と技能確認の対策

知識確認:50問・9割正解が必要

知識確認は、日本の交通ルールについての問題です。50問のうち45問以上、つまり間違えられるのは5問までです。

警視庁では、英語・中国語・韓国語・ベトナム語・ネパール語など20の言語で受けられます。

対応言語(警視庁)
英語、スペイン語、ペルシャ語、韓国語、中国語、ポルトガル語、ロシア語、タイ語、タガログ語、ベトナム語、インドネシア語、クメール語、ネパール語、ミャンマー語、モンゴル語、ウクライナ語、シンハラ語、ウルドゥー語、アラビア語、ヒンディー語

(参照:警視庁「外国語により受験できる学科試験について」)

日本の交通ルールは、母国と違うことがあります。

  • 車は左側を通行する
  • 歩行者が横断歩道を渡ろうとしているときは、必ず止まる
  • 「止まれ」の標識では、一時停止して左右を確認する
  • 中央線のない住宅街の道などの生活道路は、2026年9月から法定速度が時速30kmになった

最後の点は最近のルール変更です。詳しくは車の法定速度、生活道路は9月1日から30kmにで紹介しています。

Living in Japan 車の法定速度、生活道路は9月1日から30kmに 2026年9月1日から、道の真ん中に線がない一般道は、時速60kmから時速30kmになりました。対象は日本の一般道のおよそ7割です。住宅街や通学路、商店街の細い道の多くが当てはまります。標識がある道は標識の数字が優先されます。バイクも対象で… 関連記事を読む

勉強するときは、日本の交通ルールをまとめた「交通の教則」を読んでおくと安心です。

技能確認:採点が厳しくなった

2025年10月から、技能確認には横断歩道の通過などの課題が加わり、新しく免許を取る人と同じように、合図や右左折の方法などの採点が厳しくなりました。母国で何年も運転している人でも、日本の手順どおりに運転できないと合格できません。

(参照:警視庁「令和7年10月1日施行・改正道路交通法施行規則について」 / 警察庁「外免切替手続の見直し」)

特に気をつけたいのは、次のような基本動作です。

  • 発進や進路変更の前に、ミラーと目視で後ろを確認する
  • 曲がる前や車線を変える前に、決められたタイミングで合図を出す
  • 左折するときは、あらかじめ道路の左端に寄せる
  • 横断歩道の手前では、歩行者がいないかを確認して、いつでも止まれる速さで走る

外免切替の技能確認に向けた練習コースを用意している自動車教習所もあります。料金や内容は教習所によって違うので、受ける前に問い合わせてみてください。何度も試験場に通うより、練習してから受けたほうが結果的に早く済むこともあります。

教習所で一から日本の免許を取る方法もある

外免切替は、外国で取った免許を持っていることが前提の手続きです。外国の免許を持っていない人や、日本の交通ルールと運転を基本から学びたい人は、自動車教習所に通って、日本の免許を一から取る方法もあります。

YOLO JAPANの「YOLO DRIVE」では、宿泊施設に泊まりながら毎日教習所に通い、短い期間で免許を取る「合宿免許」のプランを、全国の教習所から選べます。スタッフのサポートは英語・中国語・ベトナム語・ネパール語・ベンガル語に対応しています。学科試験は英語・中国語・ベトナム語で受けられます(授業は日本語です)。

申し込みの条件やプランの内容は、YOLO DRIVEのページで確認できます。


8. 費用と期間の目安

費用(東京・普通免許の場合)

項目 金額
JAFの翻訳文 6,600円
申請手数料(普通免許) 2,500円
交付手数料 2,350円
合計 11,450円

このほかに、住民票の写しや写真の代金がかかります。知識確認や技能確認に不合格になると、受け直すたびに手数料がかかります。教習所で練習する場合は、その料金も必要です。

(参照:警視庁「外国で取得した運転免許証を日本の運転免許証に切り替えるには」)

期間の目安

試験が免除される国の人は、知識確認と技能確認がないため、免除されない人より短い期間で手続きが終わります。

試験が免除されない人は、予約の待ち時間に加えて、知識確認と技能確認をそれぞれ受ける必要があります。不合格になれば、受け直すための予約も必要です。そのため、数か月かかることもあります。

警視庁は、外国の免許証が技能確認の当日まで有効であることを求めていて、その目安を「予約日から概ね3〜4か月後」と案内しています。外国の免許証や国際運転免許証の期限が近い人は、早めに予約を取りましょう。

(参照:警視庁「外国免許切替の必要書類」)


FAQ(よくある質問)

Q: 観光で来日していても、外免切替はできますか?

A: 2025年10月から、住民票の写しが原則として必要になったため、観光などの短期滞在ではできません。短期の滞在で運転したい場合は、国際運転免許証などを使います。

Q: 免許証の翻訳は、自分でしてもいいですか?

A: 自分で訳したものは使えません。免許を取った国の大使館、JAF、ドイツ自動車連盟など、決められたところが発行した翻訳文が必要です。

Q: 技能確認は何回まで受けられますか?

A: 不合格になったときは、受け直すたびに手数料と予約が必要です。外国の免許証の有効期限が切れると手続きできなくなるので、期限にも気をつけてください。外免切替がうまくいかないときは、教習所で一から日本の免許を取る方法もあります。

Q: 外国の免許証は回収されますか?

A: 警視庁の案内では、外国の免許証は「提示」する書類で、翻訳文や住民票のように「提出」する書類ではありません。手続きの前に、受ける試験場で確認しておくと安心です。

Q: パスポートに出入国のスタンプがありません。どうすればいいですか?

A: 自動化ゲートを使ったなどでスタンプがない場合は、免許を取った国が発行する出入国の記録などで、3か月以上滞在していたことを証明します。取り寄せに時間がかかることがあるので、早めに準備しましょう。

Q: バイクの免許も切り替えられますか?

A: 外国でバイクの免許を持っていれば、切り替えの対象になります。免許の種類ごとに取得日の証明などが必要なので、試験場で確認してください。

Q: 東京以外でも手続きの方法は同じですか?

A: 制度は全国共通ですが、予約の方法、試験を受けられる曜日、必要書類の細かい点は都道府県によって違います。住んでいる都道府県の運転免許センターのページで確認してください。


Key Takeaways(まとめ)

  • ✅ 2025年10月から制度が変わった。住民票の写しが原則必要になり、知識確認は50問・9割正解が合格ラインに
  • ✅ 申請できるかを先に確認する。有効な免許証、通算3か月の滞在、住民票の3つがそろっているか
  • ✅ 書類は原本で、すべてそろえる。古いパスポート、特定事項入りでマイナンバーなしの住民票、決められたところの翻訳文
  • ✅ 免除国かどうかで流れが大きく違う。アメリカは州によって違うので要注意
  • ✅ 期限から逆算して早めに予約する。国際運転免許証は上陸から1年、外国の免許証は技能確認の日まで有効である必要があります

外免切替は、準備の量が多い手続きです。でも、書類をそろえて、日本の交通ルールをしっかり勉強しておけば、一つずつクリアできます。まずはパスポートの日付を数えて、3か月の条件を満たしているかを確かめましょう。外国の免許を持っていない人や、教習所で一から学びたい人は、YOLO DRIVEで合宿免許のプランも見てみてください。