はじめに
12月にJLPT(日本語能力試験)を受けようと考えているなら、そろそろ準備を始めておきたいタイミングです。2026年12月6日に実施される第2回試験の申込受付は、8月24日から始まります。
ひとつだけ気にかけておきたいのが、締切の9月7日まで余裕を持って待っていると、受けられなくなってしまう可能性があるという点です。会場の確保が年々難しくなっていることから、受付期間の途中でも申込を締め切ることがあると主催団体が案内しており、実際に今年7月の試験でも、締切より前にN4とN3の受付が終わっています。
この記事でわかること
- 申込受付は8月24日(月)から9月7日(月)17時まで。受験料は7,500円(税込)
- 期間内でも受付が終わることがあり、7月試験ではN4が3月25日、N3が3月27日9時に締切
- 申込にはMyJLPTのアカウントが必要で、登録は受付開始前でもできる
- 試験当日は有効期限内の在留カードの原本が必要。12月6日時点の期限を先に確認する
- 申し込めるレベルは1回に1つだけ。N1・N2は午前、N3〜N5は午後の実施
免責事項: 本記事は日本国際教育支援協会(JEES)が公表している2026年第2回日本語能力試験の実施案内および同協会のお知らせをもとに、2026年8月10日時点の情報を整理したものです。日程や運用は変更される場合があるため、申込前に公式サイトで最新の情報をご確認ください。
申込受付は8月24日から9月7日17時まで
申込から結果が出るまで、半年近い長い流れになります。
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 申込受付期間 | 2026年8月24日(月)〜9月7日(月)17時 |
| 受験料 | 7,500円(税込) |
| 受験票の発送 | 2026年11月20日(金)まで |
| 試験日 | 2026年12月6日(日) |
| 結果の閲覧開始(MyJLPT) | 2027年1月下旬 |
| 結果通知書の発送 | 2027年2月下旬 |
(参照:2026年第2回日本語能力試験 実施案内(JEES))
試験は全国47都道府県で実施される予定です。申込のときに受験地の希望を伝えますが、応募状況によっては近隣の都道府県の会場になるなど、希望どおりにならないこともあります。
申込は9月7日17時で締め切られますが、それより早く受付が終わる可能性があります。受付が始まったらすぐ動くのが安全です。
締切を待たずに受付が終わることがある
主催団体は、この理由として受験者数の急増を挙げています。日本語を学ぶ人の増加に伴って受験者も年々増えており、限られた会場では対応しきれなくなっているとしています。
2026年7月の第1回試験では締切が4月7日と案内されていたにもかかわらず、N4の受付は3月25日、N3の受付は3月27日の午前9時に終了しました。締切の10日以上前に受けられなくなったことになります。
(参照:JEES 日本語能力試験 お知らせ、2026年第2回日本語能力試験の申込について(JEES))
12月の試験でN3やN4を考えているなら、8月24日の受付開始日に申し込むつもりで準備しておくと安心です。
締切日はアクセスが集中してサイトがつながりにくくなるとも案内されています。ぎりぎりの申込は、受付終了と回線混雑の二重のリスクを抱えることになります。
申込にはMyJLPTのアカウントが必要
窓口や郵送は使えず、申込はすべてオンラインで行います。まず必要になるのが、MyJLPTというサイトのアカウントです。
- MyJLPTに登録する(仮登録のメールを受け取り、本登録を完了させる)
- MyJLPT IDを受け取る
- 受付期間が始まったらMyJLPTにログインする
- 受験申込情報を登録する(受験するレベル、受験地など)
- 受験料7,500円(税込)を支払う
ここで大事なのは、MyJLPTの登録自体は受付期間の前でもできるということです。8月24日にゼロから始めるとメールの受信確認や顔写真の準備で時間を取られるので、アカウント作成と写真データの用意は今のうちに済ませ、24日はレベルを選んで支払うだけにしておきましょう。
支払い方法はクレジットカード、銀行振込(ペイジー)、コンビニエンスストアの3つから選べます。支払いが完了して初めて申込が成立するので、コンビニ払いを選んだ人は特に、支払いを忘れないでくださいね。
顔写真は本人だと確認できるものが必要です。他の人の写真や顔がはっきり写っていない写真で申し込むと受験できません。スマートフォンで撮る場合も、明るい場所で正面から撮り直しておくと安心です。
申込む前に在留カードの有効期限を見ておく
日本で暮らしている方にとって、意外な落とし穴になりやすいのがここです。JLPTの試験当日には有効期限内の在留カードの原本を持っていく必要があり、コピーでは認められません。
確認すべきは今のカードが有効かどうかではなく、2026年12月6日の時点で有効かどうかです。秋に在留期間の更新を控えている方は、更新が試験日に間に合うかを申込の段階で考えておきましょう。更新の手続き中や紛失した場合の扱いは状況によって変わるため、当てはまる方は事前に公式サイトの案内を確認しておいてください。
(参照:受験上の注意(JEES))
(更新の手続きにかかる期間は在留資格の更新手続き完全ガイドで確認できます)
必要な本人確認書類を持っていないと、試験は受けられません。12月6日にカードが有効期限内かどうか、申込む前に一度確認しておいてください。
レベルは1回に1つだけ。午前と午後で分かれる
N2とN3を同じ日に両方受けることはできません。迷っている場合は、受付が早く埋まる可能性も考えて8月24日までに決めておきましょう。試験の時間帯はレベルによって分かれます。
| レベル | 時間帯 | 入室時間 | 試験開始 |
|---|---|---|---|
| N1・N2 | 午前 | 8:30〜9:10 | 9:10 |
| N3・N4・N5 | 午後 | 14:30〜15:10 | 15:10 |
(参照:2026年第2回日本語能力試験 実施案内(JEES))
試験開始時刻に遅れると、電車の遅れを含めどんな理由があっても試験室には入れません。当日は時間に余裕を持って会場に向かってください。
(各レベルの内容や合格率、教材の選び方は JLPT(日本語能力試験)完全ガイド2026 で詳しく解説しています)
8月24日までにやっておきたいこと
受付開始まで残り2週間半ほどです。今のうちに片づけておくと、当日の申込がスムーズになります。
- MyJLPTのアカウントを作る:受付期間の前でも本登録まで終わらせておけます
- 顔写真データを用意する:明るい場所で正面から撮り、すぐアップロードできる状態にする
- 受験するレベルを決める:迷っているなら過去問を1回分解いて判断するのが早道です
- 在留カードの有効期限を確認する:12月6日時点で有効かどうかを見ます
- 支払い方法を決めておく:カードで払うなら、手元にあるかも確認しておきます
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FAQ
Q. 申込は何時から始まりますか?
A. 受付開始日は2026年8月24日(月)と案内されていますが、開始時刻は公表されていません。当日は朝のうちに公式サイトを確認しておきましょう。
Q. 締切前に受付が終わってしまったらどうなりますか?
A. その回の試験は受けられず、次の機会は2027年7月の第1回試験になります。半年以上待つことになるため、初日に近いタイミングで申し込むのが確実です。
Q. N2とN3を両方申し込めますか?
A. できません。1回の試験で申し込めるレベルは1つだけなので、どちらを受けるか決めてから申し込んでください。
Q. 受験する会場は自分で選べますか?
A. 受験地の希望は申込時に伝えられますが、応募状況によっては近隣の都道府県の会場になるなど、希望どおりにならないこともあります。具体的な会場は指定できず、11月20日までに届く受験票で知らされます。届いたら交通手段を早めに調べておきましょう。
Q. 試験当日は何を持っていけばいいですか?
A. 受験票、有効期限内の在留カードの原本、HBの鉛筆またはシャープペンシル、プラスチック製の消しゴムです。時計はメモリー機能などがない腕時計に限られ、スマートフォンは時計代わりに使えません。
(参照:受験上の注意(JEES))
Key Takeaways(まとめ)
- ✅ 申込は8月24日の受付開始日を狙う。9月7日の締切まで待たず、早めに動く
- ✅ N3・N4を受けるなら特に、受付開始からできるだけ早いタイミングで申し込む
- ✅ MyJLPTのアカウント作成と顔写真の準備は、受付が始まる前の今のうちに済ませておく
- ✅ 12月6日時点で在留カードが有効かどうか、申込前に一度確認しておく
- ✅ 受けるレベルを1つに決め、当日の集合時間(午前か午後か)をあらかじめ確認しておく
12月のJLPTを受けると決めているなら、今週中にMyJLPTのアカウントを作り、受験するレベルと在留カードの有効期限を確認しておきましょう。8月24日の受付開始日に申し込んでしまえば、あとは12月6日まで勉強に集中できます。本番までしっかり準備して、当日は落ち着いて力を出し切ってください。